2010年8月27日金曜日

予約はどこから?

年間購読先行予約をしてくれた方の3割くらいは友人知人の方々。
逆に言えば7割はどこからか創刊の噂を聞きつけて、
申し込みしてくれた方々であります。
北尾が発行するメールマガジンや、ツイッターでは告知をしていますが、
あとは「ダ・ヴィンチ」に掲載された程度で、
宣伝らしい宣伝はやっていないのだから、
その多くはネットからと考えるのが自然でしょう。
個人で何かやろうとする人間にとって、いい時代ですよね。
マスメディアの衰退と合わせて考えると、
なんだか納得できるような感じがします。
マスメディアが全部ダメだというのではなく
果たす役割もまた大きいはずですが、
これまでは大メディアと極小メディアの両極に別れていたのが、
その間にミドルメディアとも呼ぶべき一群が加わるとするなら、
とてもおもしろい展開といえるんじゃないでしょうか。
3000部~1万部程度の雑誌が、広告に頼ることなく、
内容にふさわしい読者を得て、ひとりか数名かわからないけど、
それ専従でやっていける。
そういうのって理想的だと思うんですよねえ。
レポもそのひとつと呼ばれるようになれたらいいと思います。

2010年8月26日木曜日

創刊まで3週間!

8月も残り僅かとなり、「レポ」創刊号の発行まで3週間となりました。
早いものはすでにデザインを終え、著者のチェックにまわっています。
残りの原稿も着々と送られてきて、毎日のように、ぶははは、おぉーと、
編集人というより一読者として楽しんでいたりして、誰よりも早く
原稿を読むことができるのが編集人のいいところですなあ。
しかし、やってみて思うのですが、雑誌というのはパパッとはできませんね。
パパッとできているように見える雑誌は、パパッと作ったように見せるために
パパッとしない手間ひまをかけていたりするんだと思いますね。
雑誌は徐々にできる。徐々に全貌を表す。
編集部の北尾、平野にしても、ADの米谷にしても、これまでは完成のイメージが
各自バラバラだったと思います。
が、ついに昨日、3人で全体の話をしていて、見えてきましたよ。
いろんな人がバラバラな原稿を寄稿しているわけだけど、それを束ねて1冊にしたら
やはりそれはレポート集であり、何かわけのわからない真剣な匂いを発する紙の束に
なるであろうアーメンとか、そんな感じであります。
これはもう我々としても楽しみというか、「レポ」の創刊号って大の大人がよってたかって作る”夏休みの宿題”なのかも。
提出が遅れてんの誰だ? ん、北尾じゃねーか……すんましぇん!

2010年8月22日日曜日

レポ取扱店案内 [その5]

京都のガケ書房さんへは
まだ行ったことがありません。
これまで北尾が作った本を取り扱ってもらったときも
メールのやり取りだけで、
店主の顔も存じ上げません。
けれども、ここはきっといい店だろうと。
ある種のこだわりを持つ、
筋の通った店ではないかと想像しております。
「レポ」へもすばやくアクセスいただき、
取り扱いに名乗りを上げてくれました。

今度京都へ行ったときは訪ねて行こうと思います。

2010年8月17日火曜日

レポ取扱店案内 [その4]

深夜まで営業しているのと、ラインナップがぼく好みのため、最初は客として通っていた。
そのうち北尾堂でつくったインディーズ本を置かせていただくようになり、
「西荻丼」にも関わってもらい、さらに「西荻ブックマーク」でも、と、
今日に至るまでなにかとお世話になっているのが西荻の南口にある信愛書店さんである。
『西荻カメラ』(やまだないと著)なんか、何冊売ってもらったかわからない。

信愛書店は高円寺で高円寺文庫センター、茶房高円寺も運営しており、
いずれも小さいがいい意味でクセのある品揃えをしている。

信愛書店高円寺文庫センターで取り扱わせてね。フライヤーなどあったら置きますよ」
いつもありがとうございます。

2010年8月15日日曜日

レポ取扱店案内 [その3]

「レポ」では店舗での販売を新刊書店には限定していない。
古書店でももちろんOKということで、事務所から徒歩30秒、
西荻の名店『古書 音羽館』が名乗りを上げてくれた。
店主の広瀬さん、小難しい話はいっさいなし。
「うちの店でも売ります?」
「ぜひ」
「じゃ、できたら持ってきてください」
取り引き条件さえ聞かないアバウトさが嬉しい。

レポ取扱店案内 [その2]

本好きの間ではつとに有名な東京・千駄木の「往来堂書店」さん。

常日頃から、ミニコミや趣味的要素の強いものを
積極的に置いている目利きの店です。
「まずは5部から取り扱わせてもらうよ」との
ありがたい申し出を受けました。
励みになるっす!

2010年8月13日金曜日

レポ取扱店案内 [その1]

新刊書店で取り扱う書籍や雑誌の大半は、委託販売品です。
ところが「レポ」では、お店での取り扱いは5部単位の買い切り
とさせていただいています。しかも、まだ内容もはっきり
わかりません。
にもかかわらず、「うちで置きましょう」と手を挙げてくれた
お店があります。もっとも早かったのは、東京・立川の
「オリオン書房ノルテ店」でした。

ここは広いフロアをゆったり使ったレイアウトで、児童書コーナー
も充実しており、我が家の御用達店のひとつ。
多摩地区の方、ごひいきに。
イベントスペースもあることから、創刊記念に何かやろうと
話が進んでいます。
詳細が決まりましたら、またお知らせいたします。

2010年8月9日月曜日

そのとき歴史が鞭打たれた

早川舞さんの連載タイトルが決定しました。

そのとき歴史が鞭打たれた〜日本三大M男伝〜

編集部一同気に入ってます。
1回目はいわばイントロ的な内容なのだけど、
すでに相当マニアックで密度の高い原稿なんで、
今後の展開が楽しみというか激しそうというか。

しかし、こうして著者たちの書いたものを世に出る前に
読めるのが編集者なんだなあ。

2010年8月8日日曜日

えのきどいちろうさんから

今日はえのきどいちろうさんから原稿が届きました。
おもしろいよぉ。

昨日の受付関係のトラブルが解決。
Gmailをスパム扱いする設定がされていたとのこと。
原因が分かって良かったと胸を撫で下ろしました。

2010年8月7日土曜日

振込が

郵便局と銀行で通帳に記帳したら、11名からの振込が。
みなさん素早いね、なんて思ったんだけど、
海のものとも山のものともつかぬ新媒体に1年分とはいえ4200円。
何らかの思いを感じずにはいられません。
心の底からありがたいっす。
しかし、事前にお金をいただいて(しかも1年分の)しまった以上は、
「レポ」4冊と「ちびレポ」8通を送付する義務があります。
おれは「きちんと」「破綻なく」「コンスタントに」物事を遂行するのが
苦手なんで、とたんに緊張してきました。
書き手としてはずいぶんスレッカラシになっちゃいましたが、
雑誌編集に関しては新入生ですから、いまも、これからも、
試行錯誤が続くに違いありません。そんなものは表に出さず
やっていくのがプロってもんかもしれないけど、おれはそういう
タイプじゃないんで、どしどし表にだしますわい。

今日は早速、受付関係のトラブルが1件。
購読申し込みをしたけど自動返信がきませんというものでした。
こちらでチェックすると返信したことになってて、変であります。
なので、電話しました。
「もしかして迷惑メール扱いになってるんじゃ」
「そっちには入ってないです。ゴミ箱にもない」
 振込先を口頭でいちおう伝え、自分のメアドで再度送ってみた。
届いたら返信下さいと書いて。
 でも返事がない。届いてないのだろう。これで、こちらのシステムのせいではない
可能性が高くなりましたが、理由はわからないまま。謎です。
今後もないとはいえない事態ですので、しばらく要警戒。

あとは、創刊号だけ予約できないかという問い合わせもいくつか。
これについては、慣れないうちい受付パターンを増やすと混乱を招きそうなので、
創刊が迫ってからにして欲しいと伝えました。創刊号を予約されても特典はつかないし、
いまじゃなくても許してもらえるだろうという判断であります。

2010年8月6日金曜日

予約解禁

レポサイトの受け入れ態勢が整ったので、昼過ぎに予約解禁。
12時半頃ツイッターで呟き、いよいよ受付開始です。
そして夜、帰宅後また呟きました。
自動返信システムに助けられているのですが、それでも、
自力返信をそれぞれ一度せねばならず、問い合わせなどもあって
ついつい、かかり切りになってしまいます。
なにせ、こういうのに慣れてないものだから、予約が入るたびに
「おお」とか「やった」とか心が震えるのですね。

初日は50名ほど年間購読予約をいただきました。ありがたいことです。
8月中の先行予約特典として特製の便せんをつけることにしたのも
少しは効果があったかな。
とにかく、当初の目標は、予約を増やすこと。
「レポ」は連載記事が4本くらいあるので、続けて読んでいただくのが
いいと思うし、年間購読者には雑誌を発行しない月に手紙(ちびレポ)が
届く仕組みになっているので、その点でも年間購読が得なのです。
皆様ぜひ、前向きのご検討を!